TryParseで型変換をチェックする方法(C#)

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型のチェック

型をチェックするには、TryParseというメソッドを使用します。

文字列から別の型に変換する際に、変換できるかどうか確認できます。

TryParseというメソッドには以下のような効用があります。

  • 型変換がうまくいかない場合はfalse、うまくいった場合はtrueを返します
  • 型変換がうまくいった場合、outパラメーターを付けた引数に変換した値が入ります。

具体例を挙げます。以下では、文字列をint型に変えるソースコードです。

実行結果

変換成功
iの値は12
変換失敗
iの値は0

int型への型変換がうまくいかなかった場合、outパラメーターを付けた引数には0が入ります。

outとは、引数を参照引き渡しすることを意味します。

outを使うことで、メソッド内で引数の値を変更した場合、メソッドの外部でも反映されるようになります。

逆に、通常の引数の取り扱いでは、メソッド内で引数に変更を加えても、それがメソッドの外部にまで反映されません。

C#7.0ではoutパラメーターを付けたまま、変数の宣言ができるようになりました。

そのため、以下のような書き方もできます。

実行結果

変換成功
jの値は30

ユーザーの入力を確認する

TryParseメソッドは、ユーザーの入力した値が適切かどうか判断するときに活躍します。

以下のコードは、ユーザーの入力が適切かどうか判断しています。

実行結果
「aaa」「125.5」「33」と入力した結果です

整数を入れてください
aaa
入力した値が不正です
整数を入れてください
125.5
入力した値が不正です
整数を入れてください
33
入力した値は33ですね

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