switch~case文の使い方を解説

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switch文とは

switch文は条件の分岐のために使用します。

選択肢によって、処理が分岐する場合によくswitch文が使用されます。

switch (評価する式)
{
 case 値1:
  文(処理A);
  break;
    case 値2:
  文(処理B);
  break;
    default:
  文(処理C);
  break;
}

評価する式と値1が等しければ(評価する式==値1がtrueであれば)、処理Aが実行されます。

評価する式と値2が等しければ(評価する式==値2がtrueであれば)、処理Bが実行されます。

いずれの場合にも当てはまらない場合は、処理Cが実行されます(default~break)。

3と入力した場合の実行結果

あなたの血液型を教えてください(1~4の数字)
1:A型
2:B型
3:AB型
4:O型
3
あなたの血液型はAB型ですね

switch文で書ける処理は、if文を使って書くことが基本的に可能です。

しかし、上のようなコードをif文で書こうとするとelse ifが何度も続く、わかりづらいコードになります。

このように、値の違いによって、処理が何パターンにも分かれる時に有用です。

※注意すべきポイント

caseの最後は「:」(コロン)で区切ります。「;」(カンマ)ではありません。

caseを書いたら、必ずそれに対応したbreak文を書く必要があります。(C言語やC++言語では可能なフォールスルーがC#では許されません)

default~breakは必ず書かないといけないものではありません。

case値1:とcase値2:で処理が同じ場合には以下のように書くことも可能です。

switch (評価する式)
{
 case 値1:
 case 値2:
  文(処理A);
  break;
    default:
  文(処理B);
  break;
}

 

2と入力した場合の実行結果

以下の選択肢の内、正しいものを1つ選びなさい(1~4)
1:最も小さな完全数は28
2:2は素数ではない
3:8バイトは1ビットに等しい
4:2の10乗は1000より大きい
2
不正解

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