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データ型とは?
プログラミングにおいて、変数を使用する際に、データの入る種類を指定してあげる必要があります。
このデータの種類がデータ型です。
実際に、具体例を挙げた方がわかりやすいと思います。
例えば、整数であれば、主にint型と呼ばれるタイプのデータ型を使用します。
小数点を扱い場合は、double型がよく使われます。
文字列であれば、string型が使用されます。
int i = 3000;
double d = 20.0;
string txt = “Hello”;
例えば以下のように、文字を使いたい時に、int型で変数を指定することはできません。
//エラーが起こる
int i = “おはよう”;
データ型は大きく分けて2種類あります。
1つは、あらかじめ準備されている「標準定義データ型」。
※「標準定義データ型」とほぼ同じ意味の言葉として「定義済みのデータ型」「基本データ型」「組み込みデータ型」があります。
上で紹介した、int型、double型、string型は組み込みデータ型の一例です。
もう1つは、ユーザーが作成できる「ユーザー定義データ型」。
「ユーザー定義データ型」として、クラス、構造体、インターフェイス、列挙型、デリゲートが挙げられます。
組み込みデータ型について
C#で使う組み込みデータ型には以下のようなものがあります。
型 | .NET クラス | 型(日本語) | ビット長 | 範囲 |
byte | Byte | (符号なし)バイト型 | 8 | 0 ~ 255 |
sbyte | SByte | (符号付き)バイト型 | 8 | -128 ~ 127 |
short | Int16 | (符号付き)短整数型 | 16 | -32,768 ~ 32,767 |
ushort | UInt16 | (符号なし)短整数型 | 16 | 0 ~ 65535 |
int | Int32 | (符号付き)整数型 | 32 | -2,147,483,648 ~ 2,147,483,647 |
uint | UInt32 | (符号なし)整数型 | 32 | 0 ~ 4294967295 |
long | Int64 | (符号付き)長整数型 | 64 | -922337203685477508 ~ 922337203685477507 |
ulong | UInt64 | (符号なし)長整数型 | 64 | 0 ~ 18446744073709551615 |
float | Single | 単精度浮動小数点型 | 32 | -3.402823e38 ~ 3.402823e38 |
double | Double | 倍精度浮動小数点型 | 64 | -1.79769313486232e308 ~ 1.79769313486232e308 |
decimal | Decimal | (高精度)10進型 | 128 | ±1.0 × 10e − 28 ~ ±7.9 × 10e28 |
char | Char | 文字型 | 16 | Unicode(16ビット) 文字(1文字) |
string | String | 文字列型 | 16× 文字数 |
Unicode(16ビット) 文字列 |
bool | Boolean | (論理)ブール型 | 8 | true または false |
object | Object | オブジェクト型 | 任意の型を扱える |
※1バイト=8ビット
※参考サイト:
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms228360(v=vs.90).aspx
※sbyteの頭文字のsはsigned(符号付き)のsです。一方で、uintのuはunsigned(符号なし)のuです。
これらの組み込み型は以下のように変数の宣言の際に使用します。
※言語はC#
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 |
using System;//必須 using System.Collections.Generic; using System.Linq; using System.Text; using System.Threading.Tasks; namespace data02 { class Program { static void Main(string[] args) { byte b = 1; Byte bb = 1; sbyte sb = 10; SByte sbb = 10; short s = 500; Int16 ss = 500; ushort us = 500; UInt16 uss = 500; int i = 3000; Int32 ii = 3000; uint ui = 3000; UInt32 uii = 3000; long l = 10000; Int64 ll = 10000; ulong ul = 20000; UInt64 ull = 20000; float f = 10.0f;//fまたは大文字のFを最後につける Single ff = 10.0F; double d = 20.0; Double dd = 20.0d;//明示的にdまたはDを最後につけることができる(なくても可) decimal dl = 30.0m;//mまたは大文字のMを最後につける Decimal dll = 30.0M; bool bl = true; Boolean bll = true; //1文字しか扱えない char c = 'a';//クオテーションマーク(')で囲む。 Char cc = 'a'; //文字列を扱う string sg = "Hello";//ダブルクオテーションマーク(")で囲む。 String sgg = "Hello"; } } } |
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