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目次
C#とは
マイクロソフトが開発したプログラミング言語。
C言語やC++言語を勉強した後に、「C#も似たような文法かな」と思って勉強を始めると、大きな間違いであることに気づく。
CとC#で名前は近いが、中身はだいぶ違う。
例えば、コンソールに出力するときに、Cではprintf()を使うが、C#ではConsole.WriteLine()を使う。
C#は、C言語とJavaを足して2で割ったような言語と紹介されることが多い。(が、私はJavaを扱ったことがないのでよくわからない)
C#は、マイクロソフトが作った言語ゆえに、Windowsで、Windows用のソフトを作るのに親和性が高い。
マイクロソフトが提供している総合開発環境Visual Studioを使ってコードを書くのが、一番生産的。
C#のLINQ の機能はDB(データベース)から取り出したデータのまとまりを処理する際に便利。そのため、対企業システムを納めている会社でC#を採用されている場合がある。
ゲームエンジンのUnityにもC#を採用されているので、ゲームを自分で作ってみたいと思うのなら候補になる言語の1つ。
C#のオススメ参考書
C#でできることは多岐にわたる。基本的な文法だけであれば、2~3冊読めば網羅できる。
ただし、本で得た知識をもとに自分でプログラムを組んで動かさないと、本当の意味で知識が身につかない。
※前半が初心者向けで、後半から上級者向けになるような順番で紹介。
※以下で紹介するのは、自分が今まで買った参考書のみを扱う。
猫でもわかるCプログラミング 第3版 (猫でもわかるプログラミング)
C#の基本的な文法を学ぶための本。
プログラムの初心者に対して特にオススメする。
アマゾンのコメント欄ではかなり厳しい評価が書かれているが、そこまで気にしなくてもいいと思う。(ただし、本に書かれていることを最初から読んでいって、全てを理解できないと気が済まないというタイプの人にとって、引っかかる箇所があるというのは事実)
実際に全部読んでみたが、難しい内容をかみ砕いてしっかり説明できている初心者向けの本という印象を受けた。
もう少し評価が高くてもいいのではないかな……。
独習C 第3版
C#の基本的な文法は網羅されていると言っても過言ではない本。
600ページを超える本で、内容は非常に濃い。
ただし、若干説明が固い部分がある。そのため、全くの初心者にはお勧めしない。
逆に言えば、ある程度プログラムを理解している人には、非常に有用な本。
C#の文法を網羅的に勉強するという点で、この本の右に出る本はないだろう。
VisualC#2015パーフェクトマスター (Perfect Master)
800ページを超える鈍器参考書でありながら、3200円とお手頃。
1.5倍の値段でも許せる。
惜しい点としては、説明の順番があまり初心者には優しくない。
文法の習得(できること)というよりは、実装したい機能(やりたいこと)を軸として書かれているためだろう。
説明は、かなり詳細に書かれている。ある程度勉強してから、もう一度読み直すと、新たな学びがある(特にヒープとスタックの説明)。
この本を一冊読めば、フォームアプリケーションが自分で組み立てられるようになる(ストップウォッチの作り方なども書かれている)。
[完全版] 究極のCプログラミング ~新スタイルによる実践的コーディング
C#3.0の機能をC#2.0以前と比較して、新機能を紹介している本。
一通り文法を勉強したが、ちょっと特殊な場合(例えば、ある文法と別の文法が組み合わった場合)において、プログラムがどのように動くか把握できていない人におすすめ。
惜しい点は、現在(2017年8月)でのC#のバージョンは7.0なので、C#3.0の新しい機能として説明しているこの本は、やや古く感じる方もいると思う。
ただし、C#の基礎的な文法はだいたいC#3.0までの機能で説明がつくので、書かれている内容は今でも色褪せていない。
新たに追加された機能の利点や背景に対してページを割いて書かれているので、他の本とは異なる視点でC#を学習できる。
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