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目次
はじめに
電子書籍を作る際、文章校正や編集作業はPCで行います。
しかし、読者がPCで電子書籍を読むとは限りません。
(というか、PCで電子書籍を読む人は少数派だと思います)
そのため、電子書籍をリリースする前に、実際の端末で確認することが重要です。
この記事では、私がどの端末で検証したか説明します。また、検証する上で気を付けるポイントを説明します。
この記事では、以下の端末に関して説明します。
・Kindle Fire(カラー)
・Kindle(白黒)
・iPhone
・Android
Kindle Previewer
実際の端末で調べる前に、「Kindle Previewer」で確認することをお勧めします。
「Kindle Previewer」は、以下のことができます。
・実際の端末を使用せずに、タブレット・携帯端末でどのように電子書籍が表示されるか疑似的なシミュレーションできる
・epubファイルを、mobiファイル・azkファイルに変換できる
Kindle Fire
カラーの画面で、電子書籍がどのように表示されるか確認する用途で主に使用。
表などがページをまたいでいる場合は、レイアウトが崩れていないか確認します。
特に、Kindle Fire側の設定で余白・行間を変えて問題ないか注意します。
※Kindle FireとKindleの違いについて
・Kindle Fireはタブレット。画面はカラー。本を読むこと以外にも、ゲームや音楽を聴くなどできる。
・Kindleは電子書籍リーダー。画面は白黒。
Kindle
白黒の画面で、電子書籍がどのように表示されるか確認する用途で主に使用。
背景色と文字が被って、見づらい部分がないか確認します。
iPhone
端末での表示を確認します。
※iOS用のKindleアプリで、mobiファイルは使用できないので注意
Android
端末での表示を確認します。
※iPhoneとAndroidを比較した時に、mobiファイルを使用できないiPhoneの方が想定外の事態は起きやすいです。そのため、携帯端末で動作を確認するのは、iPhoneを優先した方がいいです。
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