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目次
はじめに
ドメインっていったいどれほどの価値があるのだろうか?
ドメイン一つに対して1億円を超える値段が付くこともある。
いったいどのようにドメインの価値が決まっていくのだろうか?
この記事ではドメインの価値について考えたい。
プレミアムドメインから考えるドメインの価値
「お名前.com 」が提供しているプレミアムドメインというサービスがある。
@登録済みドメインでも手に入る「お名前.com プレミアムドメイン」
簡単にいってしまえば、文字数の少ない印象的なドメインを「お名前.com」側が確保して、それを売っているサービス。
「お名前.com 」のドメイン検索機能を使うと、プレミアムドメインの場合。「P」と表示される。
いいドメインだと思っても、「お名前.com」側に確保されているという場合がある。
個人的に、ひらめいたが、結局抑えられていたドメインの例。
Star88.com(星座の数が88のため):約58万
この値段で買う人がいるのだろうか……
正直言って、この値段で本当に売れるなら、いいドメインを見つけて、売る側に回りたい。(割と、切実に……)
それと、プレミアムドメインが売れない場合は手放している場合もあるようだ。
参考サイト:プレミアムドメインの響きに惑わされず一般ドメインになるのを待つのも一つの選択肢
個人的にひらめいたドメイン
個人的に面白いなと思って空いていたドメインは、「olympic2100」
(2016年7月12日時点では空いていた)
80年後ぐらいには価値が上がると思う。
そして、その時には、私はすでに死んでいるだろう。
考え方を変えれば、2100年まで価値を失わない。
2000年から2100年までのオリンピックの結果をまとめるサイトでも作ったら面白いと思う。(私は、スポーツにそこまで興味がないので作るつもりはない。さらに言えば、このドメインをとったことで、オリンピックを運営している組織に、にらまれてたくないので……)
「wayback machine」という過去のサイトのキャッシュを見れるサービスがある。このサービスを見る限り、「olympic2100」というドメインはかつて誰かに使われていた形跡がある。
※ドメインを習得する時は、他の人の権利を侵害しないように注意しよう。
参考サイト:「ドメイン名紛争」って何だ?/知って得するドメイン名のちょっといい話 #3
以下まとめ部分を抜粋
ドメイン名を登録するユーザの立場では、他者の権利を侵害しないよう注意が必要です。「誰かに売れるかも」と思って会社名や商品名、有名人の名前などのドメイン名を登録したりしていると、それが悪意ではなくちょっとしたいたずら心からのものであってもドメイン名紛争の火種になりかねません。自分が正当な利用目的で必要とするドメイン名を登録することを心がけましょう。
この記事を読むと、「olympic2100」というドメインは、わりとグレーゾーンかな?
ドメインの価値を測るツール
ドメインの価値というのは、二つの要素に分けられる。
1:過去の実績
良質な被リンクの数が多いほど。あるいは、トラフィックが大きいほど価値があるとされる。いわば、そのドメインで作られたサイトに、どれだけの人がいい意味で関わってきたかが重要。逆に言えば、ペナルティーをくらったドメインは価値が下がる。
2:名前
特定の名前のドメインでないと嫌だという場合がある。例えば、立ち上げた会社の名前がexample株式会社だったら、「example.com」というドメインが欲しくなるだろう。あるいは、その会社が例えば、おもちゃを扱う会社なら「toy.com」や「toys.com」のようなドメインが欲しくなるだろう。
※「toys.com」はかつて、5,100,000ドルで取引された。高額で取引されたドメインの一つとして有名。
1番目の「過去の実績」を通して、ドメインの価値を測るサービスがある。
この章では、ドメインの価値を測るサービスの紹介をしたい
※2番目の名前としての価値は、その名前が魅力的だと思う人には価値がある。だが、魅力があると感じない人には、まったく価値がない。
μStat
英語のサイト
ドメインってどのくらいの価値があるかの体感できる。
ためしに「Amazon.co.jp」と打つと、
一日当たり3,532,813 (約300万人)ユーザーがサイトを見て、その価値は$72,533,061(約7000万ドル→70億)であると出た。
(2016年7月18日時点で)
※計算がめんどいので、1ドル100円換算しています。
※サイトを立ち上げて一週間ほどのこのサイトは、悲しことに0人のユーザーで価値が0と出た。Google Analytics を見る限り、立ち上げたばかりではあるが5人/1日ほどは来ている。おそらく、μStatでサイトの状況が反映されるのは少し時間がかかると思われる。定期的に、このようなサイトのドメインの価値を測っていきたい。遊びとして。
Blog Calculator
これも英語のサイト。
※http://www.blogcalculator.com/calcuate-blog-value/
いくつか質問に答える必要がある。
自分のサイトの価値を、詳しく知りたい場合に使える。
参考サイト:
サイト(ドメイン)のランキング・価値
サイトの価値を調べる方法
※終了したと思われるサービス
「ウェブサイトバリュー」(サービス終了)
「ウェブク」(サービスが見つかない。サービス終了した可能性大)
高額取引されたドメイン
個人的な意見だが、売買されているドメインに対して、本当に高額の値段をつける人は、名前の側面で価値を見出している場合が多い気がする。
高額取引という観点で、歴史的に一番有名と思われるドメインは、「Sex.com」
2010年に1300万ドルで取引され、最も高額な値段で取引がされたドメインの一つとして広く知られている。
(この世を動かしているのはエロなのかもしれない……)
裁判沙汰にまでなったドメインという側面でも知られている。
詐欺師に騙されて、ドメインパクられたという凄まじい。
参考サイト:価格13億円という世界一高価なドメイン名「sex.com」、差し押さえを受け競売へ
上で紹介したμStatで、ドメインの価値を調べたところ、Sex.comの値段は、$14,641,560(約1400万ドル→14億)
※計算がめんどいので、1ドル100円換算しています。
(2016年7月の段階)
売買された1300万ドルに近い値だ。
※いくつかのサイトで、「Sex.com」が最も高額な取引をされてドメインであるとよく紹介さている。だが、次のサイトを見る限り、どうやらそうではない可能性がある
参考記事:ジョブズもザッカーバーグもトニー・シェイも買った、世界で最も高価なドメインTOP15
ソースをたどると、「Insure.com」が「Sex.com」の1300千万ドルを超える1600千万ドルで取引されたと書いてある。(→ソース)
参考記事(外部)も2012年とだいぶ古くなっている。
今、順位を取り直したら、この順位表はまた少し変わるだろう。
私の知っている例だと、「z.com」です。(世界でたった6つしかない英文字1字のドメインの一つ)
2014年にGMOインターネット株式会社が8億円で「z.com」を手に入れた。
参考記事:GMOインターネット:世界で最も短いドメイン「z.com」を8億円で取得
※GMOインターネット株式会社は「z.com」を通して、以下のようなレンタルサーバーのサービスを行っている。
※「過去最高額で取引されたドメイン一覧」みたいな記事をよく見かけるが、記事によって結果が微妙に異なり、情報が錯綜している。その上に、古い記事が検索上位に結構入っている。金額とかは間違いないだろうが、順位に関しては抜け漏れがあると思った方がいいだろう。
※私もできることなら、自分で過去最高額で取引されたドメイン一覧みたいなのを作りたい。だが、情報を見つけて整理するのが結構しんどそう。
※追加で「過去最高額で取引されたドメイン一覧」に関する参考サイトを紹介
参考1:TOP DOMAIN NAME SALES
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