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目次
2つのパターン
電子書籍に関する参考書は、以下の2つのパターンに分けて考えることができる。
1:電子書籍に関する知識
2:電子書籍の作成方法(技術的知識)
さらに細かく見ていくと以下の内容に言及されている。
1:電子書籍に関する知識
(a)電子書籍におけるビジネスチャンス(印税率が紙より高いから儲かるという主張)
(b)電子書籍の取り巻く状況(電子書籍ストアの現状)
(c)電子書籍を出版するまでの手順(主にKindle)
(d)電子書籍をどう売るか(SNSなどを使用して広告しましょう)
2:電子書籍の作成方法(技術的知識)
(a)EPUB形式とは何か?
(b)CSSとHTMLの書き方
(c)EPUBを作成できるソフトの使用法(InDesign、Sigilなど)
本によっては、1の内容と2の内容の両方に言及している場合もある。
特に、1の内容がメインの本が、技術的な内容(2の内容)に少し言及しているケースが多い。(得てしてそのようなケースは、中途半端な言及にとどまる)
今回の記事では、電子書籍を書くにあたってオススメする本を紹介する
※以下で紹介する本は、全て自分は持っている。(読みもせず無責任に紹介しているわけではない)
1:電子書籍に関する知識
Amazon Kindleダイレクト出版 完全ガイド 無料ではじめる電子書籍セルフパブリッシング
主な対象
・Kindleで電子書籍を出したい人
この本を読んでよかったと思った点
・著作権(特に画像)の扱いについて
・税金に関する知識
電子書籍のつくり方・売り方
主な対象
・AppStore、iBooksStore、Kindleで電子書籍を出したい人
この本を読んでよかったと思った点
・アプリで本を出すという選択肢があることに気づかされた
・ISBNに関する知識
※Kindleのみで電子書籍を出すことを考えている場合、最初に紹介した本で十分
2:電子書籍の作成方法(技術的知識)
EPUB 3 電子書籍制作の教科書
主な対象
・CSSとHTMLの書き方を知りたい人
この本を読んでよかったと思った点
・行頭字下げの方法に関する知識
EPUB 3 スタンダード・デザインガイド
主な対象
・CSSとHTMLの書き方を知りたい人
この本を読んでよかったと思った点
・数式の取り扱いに関する知識
※EPUB 3 電子書籍制作の教科書とEPUB 3 スタンダード・デザインガイドのどっちの方がいいかと聞かれると非常に難しい。内容の難易度も同じくらい。書かれていう内容も70%は被っている。逆に言えば、残りの30%は異なる内容に言及している。cssを本格的にいじる場合、両方の本を手元に置いておいて損はない。
電子書籍・フリーソフトのSigilで自己出版(EPUB3 製本編): 楽天Kobo (KWL), Amazon Kindle (KDP), Apple iBooks, Google Play Booksで出版できるファイルを作成する方法 (eBookで成功)
主な対象
・Sigilの使い方を知りたい人
この本を読んでよかったと思った点
・プラグインに関する知識
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