儲かる賭け方が存在すると信じる人がなぜいるか?

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目次

はじめに

儲かる賭け方が存在するとどこかで信じている人がいる。

特に、マーチンゲール法(負けたら2倍の額を賭ける手法)は、見た目のトリックに騙される人が多い。

マーチンゲール法とは

負けたら賭ける金額を2倍にする手法。つまり賭ける金額を1,2,4,8,16……と増やしていく。

例えば、5連敗した後、勝利した場合。

負けた損失は、1+2+4+8+16で合計-31
勝利して得た利益は、32

合計すると+1の利益が出る。

このようにマーチンゲール法は、1度勝てば、いままでの損失をチャラにできる上に利益が得られる。

このことから、マーチンゲール法を必勝法と勘違いする人がいる。

たしかに、資金が無限に存在していれば、マーチンゲール法で利益をあげることができる。

だが、実際には有限の資金しかないので、どこかで勝負ができなくなる。

例えば、手元の資金が1000だったとする。この場合、10連敗してしまうと、破綻する。

10連敗するなんて滅多におきないから大丈夫だという無意味な根拠は信じないほうがいい。

勝負を1000回、2000回と行っていくと、いずれ、10連敗するような事態に直面する

独立事象

ここで、〇と×を完全に50%の確率でランダムに吐き出すマシンがあったと仮定する。

もしも、×が連続で10回続いたとする。

このような状況において、一部の人は、次に〇が来る確率の方が、×よりも高いと勘違いする。

確かに、×が連続で10回続く事象が起こる確率は1/1024と非常に小さい。

だが、このマシンは完全に独立して、毎回〇か×を生成するので、たとえ×が連続で10回続いたとしても、〇と×がでる確率は50%だ。前回の事象とは関係なく、半々の確率で〇と×を生成する。

もっといってしまえば、このマシンは以前生成した結果を毎回忘れているようなものだ。

マシンが、「×が連続で10回続いたから、そろそろ〇を出しておくか」と考えることはない。

でも、一部の人は、マシンがどこかで、このような判断をしているのではないかと思ってしまっている。

これが、マーチンゲール法が有用な気がしてしまう要因だ。

2in1法

マーチンゲール法が1回の勝利で、今までの損を返す手法だとするなら、2in1法は、1回の勝利で、2回分の損失を返していく手法だといえる(似たような手法にモンテカルロ法が存在する)。

この手法も一見有用に見える。

なぜなら、ある列を取り出して、〇(勝利)が1/3以上あれば、損失を相殺することができるからだ。

しかし、この手法も何回か勝負を重ねていくうちに、いずれ、〇(勝利)が1/3より下回る状況が続く事態に直面する。

勝利が敗北より少ない状況が長く続くことはほとんどないという思い込みが、2in1法が有用な気がしてしまう原因だ。

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