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目次
概要
初めてパソコンの自作を行いました。
その際、電源ユニットを選ぶ時に考えたことをまとめます。
電源ユニットを選ぶポイント
電源ユニットを選ぶポイントは主に3つあると思っています。
1:電源容量
2:品質(ランク)
3:ケーブルの形状
1:電源容量
電源容量とは、パソコンの各パーツに対して、供給できる最大の電力量を意味します。
個人PCなら450W~750W程度であることが多いです。
電源容量はパソコンパーツの消費電力量の2倍ぐらいのものを選ぶことが大事です。
なぜなら、電源負荷率が50%程度の時に、変換効率が最もよくなるからです。
※パソコンの消費電力は主に、CPUとグラフィックボードが占めます。細かく計算したい場合、『今すぐ使えるかんたん 自作パソコン Windows 10対応版[改訂2版] (今すぐ使えるかんたんシリーズ)』のP57が参考になります。
私は勘違いしていたのですが、電源容量が大きければ大きいほどよいというものではありません。
電源容量が無駄に大きいと、変換効率も悪くなり、余計な電気代がかかります。
2:品質(ランク)
変換効率が80%以上なら「80 Plus」というロゴが付いています。
「80 Plus」の中でも、変換効率によってさらに細かくランク分けされています。
※下にいくにつれて品質がよくなります。
・Standard
・Bronze
・Silver
・Gold
・Platinum
・Titanium
3:ケーブルの形状
以下の2つのタイプがあります。
・プラグインタイプ(着脱式)
・ケーブル直付けタイプ
プラグインタイプの場合、電源ユニットからケーブルを取り外すことができます。
一方で、ケーブル直付けタイプの場合は、取り外すことができません。
パソコンケースのスペースが限られているのであれば、プラグインタイプの方がいいです。
一方、ケーブル直付けタイプは、コネクタ部分で電力の損失が起きないので、プラグインタイプと比べて省エネだと言われています。
自分が購入した電源ユニット
自分は以下の電源ユニットを購入しました。
玄人志向 電源 KRPW-BKシリーズ 80PLUS Bronze 650W ATX電源 KRPW-BK650W/85+
【理由】
・自分が組み立てたパソコンの消費電力がおよそ300Wだったので、電源容量は2倍程度の650W
・品質(ランク)にはそこまでこだわりがないので、安価なBronzeを選択
・パソコンケースは大きいわけではないので、プラグインタイプ(着脱式)を選択
電源ユニット自身の電源コード
電源ユニットから各パーツへの電源供給用のケーブル
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